膝関節鏡外科医のblog

兵庫医大で膝関節専門医として関節鏡手術や膝周囲骨切り術をしています。 当グループで行なっている最新の関節鏡手術や 学会・研究活動などを知っていただくためのブログです。医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ医、日本体育協会スポーツ医、膝関節鏡技術認定医、日本Knee Osteotomy Forum世話人、関西Knee Osteotomy研究会世話人、兵庫県膝関節研究会世話人、2014年ドイツチュービンゲン大学留学、2014年、2017年、2018年AO Davos knee osteotomy master course faculty、前医局長 六甲山はぁはぁ倶楽部チームドクター

2012年11月

水曜日は大学での外来日ですが、今日は明和病院で大学からの患者さんの手術をしました。
明和病院は吉矢教授が14年間おられた病院です。
大学での手術の枠が一杯なため、急がれる方は明和病院で手術をさせていただいています。
明和病院は私がスポーツ整形、関節鏡手術を学ばせてもらった病院です。
明和から大学へ戻り早3年が経ちますが、病棟、オペ場のナースから温かい声をかけていただきました。
当時はがむしゃらに働いていたので、あまり感じませんでしたが、改めて戻ってみるといい病院だなと
つくづく感じました。昔を思い出しながら、部長と一緒に手術ができました。
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毎週土曜日は伊丹にある病院で午後から手術をしています。
昨日は3件の手術があり、終わったのは夜9時半を超えていました。
この病院での年間手術件数は150件ぐらいです。
大学での手術同様、手術前は緊張で眠れない時もありますが、
院長をはじめ、麻酔科Drやスタッフのみなさんのお蔭で非常にいい環境で
手術をさせてもらっていることに感謝です。
手術が考え通り、うまく行った時の充実感は
何ものにも代えがたい気持ちです。
よりスムーズ、低侵襲かつ最新の手術方法を行うために、
日々精進していきます。
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兵庫医大整形外科の関節鏡グループで、吉矢教授と診療をしています。
当グループで行なっている関節鏡手術の治療についてアップしていきたいと思います。

当グループでは、股関節、膝関節、足関節に対して関節鏡を用いた手術を行なっています。
関節鏡は日本で開発され、従来の切開する手術と比べ、低侵襲な手術です。
特に、早期スポーツ復帰を望むスポーツ選手にはより低侵襲な手術が必要です。

股関節疾患に対しても股関節鏡を行なっています。

関節唇縫合はもちろんですが、股関節グループと協力し、

臼蓋形成不全股に対し、股関節鏡視下関節唇縫合と骨切り術を行なっています。

当グループの昨年1年間の手術件数は約200件でした。
うち、前十字靭帯再建術は61件でした。
そのほとんどが、ハムストリング腱を用いた解剖学的2重束再建術を行なっています。
前十字靭帯再建術時にはレムナントといって、元々の靭帯も温存させています。

神経、血管再生に有利と言われています。


当科はガンバ大阪のチームドクターです。

これから当グループで行なっている手術内容や研究について順次アップしていきますので、
よろしくお願いいたします。

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