膝関節鏡外科医のblog

兵庫医大で膝関節専門医として関節鏡手術や膝周囲骨切り術をしています。 当グループで行なっている最新の関節鏡手術や 学会・研究活動などを知っていただくためのブログです。准教授、医学博士、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ医、日本体育協会スポーツ医、膝関節鏡技術認定医、日本Knee Osteotomy Forum世話人、関西Knee Osteotomy研究会世話人、兵庫県膝関節研究会世話人、2014年ドイツチュービンゲン大学留学、2014年、2017年、2018年AO Davos knee osteotomy master course faculty、前医局長 六甲山はぁはぁ倶楽部チームドクター

2014年05月

皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日は21時から
アスレチックトレーナーさんの勉強会で
膝関節鏡手術(前十字靭帯再建術)と膝骨切り術について
お話させていただきました。

怪我をされ、手術をされたスポーツ選手の
復帰をいかにスムーズに
サポートできるか。

これが永遠の課題です。

私は外科医として、少しでも低侵襲な手術をと
心がけておりますし、
トレーナーさんは体に語り掛けて、
再受傷予防の工夫をされています。

活発な討論もでき、有意義な会でした。

お招きいただきまして、ありがとうございました。
写真


















兵庫医科大学病院 整形外科 助教 中山 寛
スポーツ関節鏡外来
月曜日:13時~17時
水曜日:9時~17時
 (上記時間内にお越しいただくか、お電話下さい)
Tel: 0798-45-6180 
 mailにて相談していただいても構いません。
E-mail:hyomedsports@yahoo.co.jp

下肢関節鏡手術
股関節鏡、膝関節鏡、足関節鏡手術:
前十字靭帯再建、半月板縫合、股関節唇縫合、
膝関節温存手術(骨切り術)を主に行なっております。
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ブログを読んでいただき、
お便りをいただきましたので
許可を得てご紹介させていただきます。

はじめまして
先生のブログにたどり着き色々勉強させていただいている・・・と言います。

スポーツを小学生から続ける・・歳ですが高校時代から膝の痛みがありました。高校時代はインターハイに出場し大学は体育大でした。
痛くなったら休んで痛みがなくなったらスポーツ再開を繰り返していましたが、一昨年の冬頃から睡眠中でも痛みで目が覚めるようになってしまいました。
今までも何度か診察は受けたのですがあまり満足のいく結果が出なかったので病院への信頼がなくなっていましたが、(スミマセン)重い腰を上げ診察を受けると即スポーツ禁止

関節鏡で中をみて頂くと軟骨が何ヵ所か剥がれ半月板も減っていました。
膝の専門の先生からモザイクプラスティと高位脛骨骨切りをしようと言われ手術を受けました。
手術を受けるにあたり色々調べているところに先生のブログにたどり着いたのですが、自分の関節を長く使えるように…、スポーツが続けられるように…と主治医と同じ事を言われていたのをみて安心して手術を受ける事ができました。

先日、ようやくスポーツ再開許可のお言葉を頂き恐る恐る練習をしましたが、練習中はもちろん練習後今までは階段を上がれなかったのに全く痛みがなくここで初めて手術して良かった思う事ができました。

先生が色々ブログで発信していただいたお陰でこうやって痛みのない生活が取り戻せたととても感謝しています。きっと同じように思っている人はたくさんいると思います。お忙しいとは思いますが是非ともこれからも発信をお願いいたします。

ありがとうございました。


人工関節と言われた方、スポーツをしたいけど膝が傷む方、
高位脛骨骨切り術はこの様にいい手術です。
お困りの皆様も膝専門医にご相談ください。

個人が特定されないように少し文章を変えております。
この様なお便りをいただけることは本当にうれしいです。

兵庫医科大学病院 整形外科 助教 中山 寛
スポーツ関節鏡外来
月曜日:13時~17時
水曜日:9時~17時
 Tel: 0798-45-6180 (上記時間内にお電話下さい)
 mailにて相談していただいても構いません。
E-mail:hyomedsports@yahoo.co.jp

下肢関節鏡手術
股関節鏡、膝関節鏡、足関節鏡手術:
前十字靭帯再建、半月板縫合、股関節唇縫合、
膝関節温存手術(骨切り術)を主に行なっております。
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皆様いかがお過ごしでしょうか。

5月22~25日まで神戸ポートアイランドで
日本整形外科学会が開催されています。

整形外科の1番大きな学会です。
お茶もコーヒーも飲み放題です。
写真1































昨年は広島でしたが、
会場でご挨拶できるドクターがこの1年で
増えたことに喜びを感じた今年の日整会(にっせいかい)でした。
整形外科医はみんなにっせいかいと言っています笑

いろいろなドクターがいろいろな発表をしていました。
一般病院に勤務されているドクターもいい発表をされていました。
大学人はもっと頑張らないとと思いました。

みんなそれぞれ頑張っておられるなと刺激を受け、
大学人としてはまた来年の発表につながるように
努力していかねばと思った日整会でした。

今年は英語でのポスター発表でした。
2つ演題を出したのですが、、、
写真































前日には横須賀市民病院の竹内先生にお誘いを頂き、
横浜市立大学、奈良県立医科大学の膝専門の先生方合計10名の
食事会の幹事をしておりました。

幹事として神戸牛のおいしさに助けてもらいました。
写真は撮り忘れましたが、
膝の靭帯や骨切り術、半月板治療について
皆さんの熱い考えを聞くことができ、
pricelessな時間を過ごすことができました。

兵庫医科大学病院 整形外科 助教 中山 寛
スポーツ関節鏡外来
月曜日:14時~17時
水曜日:9時~17時
 Tel: 0798-45-6180 (上記時間内にお電話下さい)
 mailにて相談していただいても構いません。
E-mail:hyomedsports@yahoo.co.jp

下肢関節鏡手術
股関節鏡、膝関節鏡、足関節鏡手術:
前十字靭帯再建、半月板縫合、股関節唇縫合、
膝関節温存手術(骨切り術)を主に行なっております。
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皆様いかがお過ごしでしょうか。

あっという間にGWも終わり、大変過ごしやすい日になってきました。

4月の末はAPKASSの発表と、雑誌投稿の締切り、
GW中は論文の完成、
GW後は来週神戸で開催されます日本整形外科学会での発表準備と
来年のアメリカ整形外科学会(AAOS)の抄録提出のためのカルテを見直し、
データー取りを行っていた5月でした。

金曜日は関連病院で2件の膝関節鏡手術を行ってきました。

土曜日は昼から5件の手術後、
AAOS抄録のために関連病院に行き、さらに追加でカルテを調べていました。

その後、餃子専門店に行き、レジデントと3人で19人前を食べ、
次の店でちゃんぽんを食べました。(餃子は3人で35人前さらに持ち帰りました。)
写真1

















写真

















下町グルメで、今週の疲れを吹き飛ばし、栄養と脂肪がつきました笑
皆様もトライしてみてください。
この写真をみて胸焼けさせたらすいません、、、

来週は日本整形外科学会の発表です。

Results of arthroscopic repair concomitant with plastic partial meniscectomy for a peripheral tear of the discoid lateral meniscus

演題番号 : 3-Po-488

【演者】
H. Nakayama:1 
【著者】
H. Nakayama、S. Yoshiya

1:Dept. of Orthop. Surg., Hyogo College of Medicine


円板状半月板の形成切除縫合術の短期成績についてです。

当科では85%の治癒率でした。

スライド10


















スライド11



















スライド12




















円板状半月板の形成切除縫合はまだ多く行われている手術ではなく、

長期の成績も明らかにはなっていません。

その長期成績の結果がどうなるかを今後、さらに調べていく必要はありますが、

可能な限り、円板状半月板であっても温存していくことは

半月板切除後に起こる合併症の予防のために大切です。

(特にスポーツ選手にとっては)

6月は関西臨床スポーツ医学会、

7月はJOSKASと学会発表が続きます。


兵庫医科大学病院 整形外科 助教 中山 寛
スポーツ関節鏡外来
月曜日:14時~17時
水曜日:9時~17時
 Tel: 0798-45-6180 (上記時間内にお電話下さい)
 mailにて相談していただいても構いません。
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下肢関節鏡手術
股関節鏡、膝関節鏡、足関節鏡手術:
前十字靭帯再建、半月板縫合、股関節唇縫合、
膝関節温存手術(骨切り術)を主に行なっております。
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