皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は以前手術をさせて頂いた患者様からお便りをいただきました。
ご紹介させていただきます。


中山先生 こんばんわ

毎年1回の受診、お世話になっております。

これまでの経過をお知らせいたします。

平成27年6月:右ひざに激痛が走り立位が困難になりました。

総合病院受診をし診断は右ひざ軟骨が欠損しているとのこと

長年のバレーボールを学生の時にやってきての負傷です。

2週間ごとにヒヤルロン酸などを患部に注射しておりましたが

ひざの痛みが治まらず、ひざに心臓があるかのように

「ドクドク」として夜もその痛みで熟睡することができず

足を動かすと激痛で目が覚めての繰り返しでした。

まだ年齢的にも50歳前なので早期の復帰を目指したく手術に踏み切りました。

主治医から手術法として年齢的には人口関節はお勧めできないと

言われ、軟骨に穴を開ける(蓮根のように)ドリリングを提示されました。

同年8月:ドリリング手術

10日ほどの入院で松葉杖で退院しました。

足に体重をかけることが出来ず松葉杖の生活になりました。

同時にリハビリも開始しました。

徐々に体重をかけだしたのは同年10月ぐらいからで、体重をかけるにつれて

痛みが増してきました。

その時です。

たまたま、友人から教えてもらったのが股関節の骨切り術でした。

ひざにもできるんと違うの?』と言われ調べ始めました。

その時です。

ネットで中山先生のことを知りました。

翌年1月に受診することになり、2か月後に手術日が決まりました。

痛みが出てドリリング手術になったことで足の筋力低下がかなりあることも

言われました。


半月板縫合、軟骨移植、骨切り術の同時手術との説明があり、

私が不安そうな顔をしていたと思います。
先生は『大丈夫』と言っていただき安心することが出来ました。

平成28年3月:手術から3日後です。
index.jpg2

















網のガーゼの箇所は、自分の軟骨を採取した場所です。
それが軟骨の欠損箇所に移植されました。

3種同時手術でしたので相当な術後の痛みでしたが、先生をはじめ、看護士さんの

献身的なケアにより乗り切ることが出来ました。

手術前のドクドクの痛みはなく、傷口の痛みに変わりました


リハビリ開始

軟骨移植と半月板縫合で、すぐに体重をかけることができませんでした。

リハビリは続き3週間の入院生活が続き退院時は松葉杖になっていました。

プレートとボルトが入っているので皮膚のツッパリ感はありましたが次第に筋力も少しずつ

回復し普段の生活に戻りました。

1年後平成29年3月

抜釘手術前日
index







































プレート・ボルトを抜いたことでツッパリ感はなく、術後の痛みなどはありませんでした。

私の感想として病院選びが大事なこと。遠回りして9か月無駄になり筋力も低下させる事に

なってしまったこと。本当に後悔しています。初めに中山先生と出会っていたらと思います

階段の下りが辛かったこと何もできず途方にくれたこと

今は痛みもなく快適です。傷あとは残っていますが・・・

孫も抱きことが出来10キロだってへっちゃらです。

中山先生にはもっともっといろいろな方を助けてあげてほしいです。

もうすぐ6年目の受診を迎えます。毎年何もなくここまでこれたこと本当にうれしく思います。



お便りありがとうございました!
お役に立てて大変うれしく思います。



膝関節外科医は患者さん一人一人にあった膝治療を考える
膝のライフプランナーです。

膝が痛くて、活動性が高い方、スポーツ継続希望の方は早めの手術をお勧めします。
その方が術後成績、満足度が上がります。


骨切り術のゆるキャラ
こつきりんを皆様よろしくお願いいたします。

筋力をつけてロコモ、フレイルを予防しましょう。

当科の骨切り術は
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4月より火曜日9時半から
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我々兵庫医大膝関節鏡スポーツ班は低侵襲な膝周囲骨切り術AKOを行う日本有数の施設として
Double level osteotomyを始めとする膝周囲骨切り術、半月板縫合、靱帯再建など
膝関節温存、再建手術に取り組んでいます。
(2017年膝周囲骨切り術196例)
(2018年膝周囲骨切り術216例)
(2019年膝周囲骨切り術210例)
(2020年膝周囲骨切り術153例)
(2021年膝周囲骨切り術139例)

中山 寛
兵庫医科大学整形外科学教室 講師
前医局長
医学博士
膝関節鏡技術認定医
日本整形外科学会認定専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本体育協会認定スポーツ医
日本Knee Osteotomyフォーラム  世話人
関西Knee Osteotomy研究会  世話人、事務局
JOSKAS 評議員
兵庫県膝関節研究会 世話人
関西関節鏡膝研究会 幹事
中部日本整形外科災害外科学会 評議員
日本knee osteotomy & joint preservation研究会 代表世話人
兵庫県整形外科スポーツ医学教育研修会 世話人

2014年、2017年、2018年、2019年、2020年 AO Trauma Knee Master Course International Faculty
2016年 JOSKASカダバートレーニング講師
2016年、2018年、2019年、2020年、2021年 JOSKAS骨切りセミナー講師
2016年~ Around the knee osteotomy education courseカダバーセミナー講師
2015年~ Depuy Synthes Visitation Center認定医師
2016年~ Olympus TermoBiomaterials Learning Center認定医師

スポーツ関節鏡外来 
月曜日:9時~13時
水曜日:9時~13時
 (上記時間内にお越しいただくか、お電話下さい)
Tel: 0798-45-6180 
 mailにて相談していただいても構いません。
E-mail:hyomedsports@yahoo.co.jp

下肢関節鏡手術
股関節鏡、膝関節鏡、足関節鏡手術:
前十字靭帯再建、半月板縫合、股関節唇縫合、
膝関節温存手術(骨切り術)を専門に
年間約500件以上の手術を行っております。
(生涯合計執刀数は6000件を超えました)

所属学会
日本整形外科学会
日本整形外科スポーツ医学会
中部日本整形災害外科学会
JOSKAS(日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会)
AO Trauma上級会員
臨床スポーツ医学会
ISAKOS(国際関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会)
関西関節鏡膝研究会
関西臨床スポーツ医学研究会
日本Knee osteotomyフォーラム
関西Knee osteotomy研究会
日本臨床バイオメカニクス学会